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プラント装置向け 製缶ステンレス溶接ダクト

 

今回、ご紹介するのは、プラント装置向けに納入した製缶ステンレス溶接ダクトです。

 

今回の製缶品 ステンレス溶接ダクトはプラントで回収するガスを通すダクトなので、リーク及び内面の仕上がりに気を使わなければならない製品です。

 

製缶溶接ダクトはダクトのフランジ(ダクト接続面)の内面を全周溶接で行い、板厚が1.5mmと薄かったので、ナメ付けによる溶接を採用しました。

全製品を検品作業時にカラーチェックによる漏洩試験を行い、その後アセトンにより内面の油膜を除去しました。

 

通常の一般空調用のステンレスダクトとは違い、溶接ダクトなどの製缶品は厳しい寸法の公差が求められる製品です。

ハゼ組による空調用のダクトは製品に対する公差は厳しくても±5程度なのですが、

 

溶接ダクトになると公差は±10.5ぐらいになります。

 

なぜ公差の幅がこんなに違うのかというと、今現在一般的に流通している矩形の亜鉛鉄板製のダクトは板を専用機により成形加工してフ ランジ(ダクト接続面)の部分をつくり、板と板を組み合わせるのにハゼ加工を行ないます。

一般的なダクトは薄板で板を組み合わせている構造なので、多少ズレていたり長さが違っていたりしてもその長さを吸収することができてしまいます。建設工事においては、多くの職種が混在し、また仕上がった状態で目に見えなくなってしまう部分に設置される設備は隅々にミリ単位で取り合いを取るのは非常に困難なので、そういった意味で今現在主流の空調用ダクトは、非常に現在の用途に合っているものと言えます。

 

一方溶接ダクトはズレ等を吸収出来る部分がないので、作った製品がそのままの状態でしか設置されません。

そのため図面から製品化する段階でも通常のダクトより、

 

高精度な「加工」、「図面」、「緊密な仕様の確認」が必要

 

となってきます。

 

当社では切断面のバリが少ない、シャーリング、レーザー加工による板の切断加工を採用し、溶接加工がより高精度に仕上がる状態で加工を行ないます。

 

ステンレス溶接ダクトは一本の溶接線が長いもので2mを超えるものもあり、熱変形が必ず出てしまいます。そこで当社はダクト形状に合わせたヤトイ(溶接治具)を設計・製作し、溶接時に必ず出てしまう

熱変形を抑え、また溶接線を減らすために曲げ加工を採用したり、板と板をつなぐ部分の角溶接によるねじれ変形を曲げ加工により抑えたりと独自のノウハウで高品質のダクト 

を提供します。

 

また形状によって、ヤトイ(溶接治具)では押えきれない熱変形は熟練した技術者により、

再度変形部位に熱を加える事によって修正をおこなっております。

 

当社の溶接ダクトは外観もさることながら、現場取付けの際に「同じサイズのダクトなのにボルトがはいらない」といったことがないように、フランジボルト穴を基準に修正工程を行っています。

 

当社製缶品目として1.5mm以上のステンレス製缶溶接ダクトを扱っております。

ステンレス薄板だけではなく鉄やステンレスの厚物製造もおこなっておりますので、ダクトに限らず製缶品のご用命がございましたら、お問い合わせください。

 

D2-3.jpg

全周溶接による6面体チャンバー、カラーチェック状況

チェック.jpg

配管タッピング溶接部、カラーチェック状況

直.jpg

直管ダクト、カラーチェック状況


お問い合わせは。。。。

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Date 2010年8月 2日 category 製缶事業部