食品工場に設置されている空調の性能が落ちる原因は様々な要因があります。 この写真はある食品工場の空調設備のエアコンの写真です。
湿度が高い生産現場で10年近く使用しているとのことですが、ちゃんと清掃がされていて綺麗です。
メンテナンス会社に定期的に洗浄をしてもらいつつ、フィルターなどは、社員のみなさんが月イチで清掃されているそうです。
ところが、最近この工場では夏場になると空調の温度があまり冷えないというか、「暑い」という問題が近年、発生しているそうです。
最初当社へのご相談は排気のご相談だったのですが、当社で空調も設計・施工しているということで、お問い合わせ頂きました。
そこで当社が調査したところこの工場では、綺麗なはずのエアコンの性能が落ちているのが確認されました。
その原因は清掃ができない部分に汚れが付着しているというものでした。
こちらは汚れが比較的汚れがついてない写真です。
この部分は通常フィンと呼ばれる部分で、空調をする上で非常に重要な部分です。
このフィンは薄い板を何枚も重ね合わせた形状をしており、その中を冷媒ガスが入っている配管がとおっており、冷房運転時は熱の伝導でフィン自体も冷たくなります。※暖房運転時は逆にフィンは暖かくなります。そのフィンを空気が通過し、ふれることで熱交換を行うのです。
※イメージ図ですので、機種によって形状の違いが有ります。
この部分に汚れがたまると、空気とフィンが直接、接する面積は少なくなり、また風もフィンの隙間に通らなくなるので、熱交換も十分に行われなくなります。
今回のケースはこの部分を洗浄することにより性能回復をさせることが可能です。
なぜ、綺麗にしていたのに汚れが付着していたかというと、この食品工場に設置されているタイプのエアコンの、このフィンの部分はある程度、エアコンの部品を分解して、高圧洗浄をしないと清掃できない部分だったからだと思われます。
もし、「最近エアコンの性能が出ていない」と感じたら、めんどうでもカバーを開けて、フィンを覗いてみてください。
「汚れ」「ほこり」がびっちりついていた。
なんていうことがあるかもしれません。
特に食品工場などは、一般事務所ビルなどとは違い設置環境が高温多湿などの過酷な条件の場合が多いです。
また、フィンに汚れついてなくても性能が落ちている」いう場合は当社にご相談ください。工場空調が効かなくなる原因は様々な要因が重なって起きている場合がありますので、当社が
一つ一つ問題の相関関係を紐解いて、その対策をご説明
させていただきます。