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研究開発現場での排気には ドラフトチャンバー・ヒュームフード・クリーンベンチと連動した空調システムを。 

 

先進的な研究開発は安全対策から

 

研究開発の現場においては未知の新技術、新製品開発においては様々な薬品・微生物・物質を扱うため安全には充分に配慮をしなければなりません。

また、排気装置を置くだけではなく、部屋とのエアーバランスを考慮しないと性能を発揮しないどころか、逆に安全な環境を保てない可能性があります。

 

当社システムの特徴は

・設置前に部屋全体のエアーバランスを設計

・研究開発現場の安全環境が改善されます。

・設置後の メンテナンスで、アフターケアーも万全。稼動後の能力の低下を防ぎます。

・お客様の状況に合わせて設置する部屋の全体システムを設計するので、設置後の空調換気のトラブルがありません。

・環境を汚染することがありません

・操作が簡単です。

・カスタマイズも可能です。

 

 

既に導入されている研究者の方

 

 「ドラフトチャンバーを設置後、空調が効かない・・・。」

このようなお困りごとはありませんか?

 

その原因は・・・

 外気をそのまま室内に給気しているためです。

 

ドラフトチャンバー(ヒュームフード)は有害な空気を外に放出します。

その際、部屋から空気を出すのでその分、部屋の空気量が足りなくなります(陰圧)。

基本的に新築の建物は部屋の空気量を+-0でエアバランス設計しているので(※クリーンルーム等は陽圧または陰圧で設計されています。)排気した分は新たに空気を取り込まなければなりません。それを怠ると、「他のドラフトチャンバーの吸い込みが悪くなる」、「ドアが開けにくい」、「既存の空調が効かない」など様々な障害が出ます。

そのような場合は新たに給気口をもうけ、対象となる部屋に空気補充します。

ただし、それだけでは外気を直接取り入れるため、部屋の温度・湿度が変化してしまいます。

そのときは外調機を設置し、外から流入する空気を空調します。

また、既存の空調系統から必要給気量を補充することも可能です。

但しその場合、他の部屋のエアーバランスも崩れるため、必要給気量を取り出した空調系統にぶら下がっている各部屋の給気量を調整する必要があるので、その建物の空調自動制御システムの詳細を知っている業者様が工事に携わらないと設置後の建物の空調制御がうまくいかない可能性があります。

また給気口を設けずとも、ドラフトチャンバーにて放出される空気量を補えた場合でも、ドラフトチャンバー設置後の気流の問題で室内のエアーに乱れが生じる場合もあります。そのような時は気流の流れを確認し適切な制気口の再配置又は、気流を制御するような調整を行うことが重要です。

現状は新築工事後の何年か後にこれらの機器を入れる場合に、給気に対する空調まで行うケースは少なく、夏は汗をかきながら又は、冬は寒さに身を震わせながら研究をしているケースが見受けられます。

 又は比較的工事が楽な室内型パッケージエアコンを導入する場合もありますが、「外気」と「パッケージエアコンからの空調された空気」のミキシングがうまくいかず室内で温度むらが出る可能性があります。

また、隠蔽ダクト型(室内循環型)のパッケージエアコンのリターンダクト部に直接外気を入れて空調する方式もあるのですが、パッケージエアコンの温度制御設定が室内の温度条件にあわせて作られているため、夏場の猛暑時や冬場の厳冬時にうまく室内温度設定が効かないおそれがあります。

 

 

研究開発用排気システム概要図

研究排気システム.jpeg

 ドラフトチャンバーにて有害な排気を部屋からダクトを伝ってスクラバー装置に送ります。スクラバー装置では有害な物質が含まれた排気を薬液にて洗浄します。スクラバー装置では約90%の洗浄効果があり、きれいになった排気は大気に放出されます。スクラバー装置については後に詳しくアップいたします。

 

研究の用途にあわせた機器を提供いたします

 

ドラフトチャンバー(ヒュームフード)・バイオクリーンベンチなどは、実験時に有毒ガスが発生する時、又は揮発性の有害物質や微生物を扱う際に使用します。

 

◎ドラフトチャンバー (ヒュームフード)

 排気効率を考慮した構造で用途に合わせて作業面の材質が選定出来ます。フード内部や接ガス部は耐薬品性に優れた素材を使用し、オプションで排気風速を表示させる事も出来ます。

標準型のほかにエアカーテン型 スクラバー一体型 卓上型 ウォークイン型 ウォークイン・エアカーテン型 オークリッジ付型 オークリッジ・エアカーテン型をそろえております。

共通仕様

■外 装:冷間圧延鋼板 耐薬品性焼付塗装

■内 装:ノンアスベスト特殊ボード耐薬品性焼付塗装

■作業面:セラミック(S) エポキシ(E)

■前面扉:安全強化ガラス 5mm厚バランスウェイト方式

■水 栓:1ッ口 グースネック水栓 耐薬品性塗装

■ガス栓:1ッ口 ヒューズコック

■コンセント:AC100V 15A アース付 2連

■排気ファン:別途■計装盤:別途 ■付属品 水栓 ガス栓 コンセント

■重 量:1200/約270Kg・1500/約320Kg・1800/約360Kg

またホルマリンなど鉄に対する腐食が激しい化学物質を使用する際はステンレスなどの材質に変更するのが腐食対策には有効です。

ヒュームフード.jpg

           WxDxH             風量     ダクト径

TSS-1200    1200x750x2200   12m3/min   200φ

TSS-1500    1500x750x2200   16m3/min   250φ

TSS-1800    1800x750x2200   20m3/min   250φ

 

◎ クリーンベンチ・バイオクリーンベンチ

 ホコリや微生物の侵入を減らす減菌作業時に使用されます。フィルターによりクリーン化された空気を入れることでクリーンベンチ内を陽圧に保ち、クリーンベンチの外からホコリと微生物の侵入を防ぎます。 クリーンベンチ内を流れる気流により垂直気流型・水平気流型・循環気流型・循環排気型があります。また、卓上で使用したいときの為に卓上型も用意しております。

一方バイオクリーンベンチは殺菌灯により無菌状態に保ち、フィルターによりクリーン化された空気を入れることでホコリ・外部からの微生物の侵入を防ぎ、無菌作業を実現。作業エリアはクリーンエアーにより陽圧に保たれ、清浄度はクラス100です。付属品としてバーナーが付いています。

 クリーンベンチと同様に気流により垂直気流型・循環気流型・循環排気型があります。また、卓上で使用したいときの為に卓上型も用意しております。

※写真は垂直気流型

共通仕様

■外 装:冷間圧延鋼板 耐薬品性焼付塗装 ※SUS304にも対応

■内 装:ステンレス製SUS304

■作業面:ステンレス製SUS304

■前面扉:安全強化ガラス 5t 厚

■集塵要素:プレフィルター(ナイロン不織布)メインフィルター(HEPA)

■集塵効率:0.3μm粒子にて99.99%以上

■吹出し風速:0.45m/s

■コンセント:AC100V 5A アース付 2連

■電 源:AC100V 50/60Hz

■重 量:840/約220Kg 1300/約280Kg 1600/約350Kg 1910/約440Kg

 

バイオクリーンベンチ.jpg

型 式                寸 法(mm)      風量

TVS-840            840x860x1720     12m3/min

TVS-1300         1300x860x1720    19m3/min

TVS-1600         1600x860x1720    23m3/min

TVS-1910         1910x860x1720    28m3/min

TVS-B-840        840x800x1720      12m3/min

TVS-B-1300      1300x800x1720     19m3/min

TVS-B-1600      1600x800x1720     23m3/min

TVS-B-1910      1910x800x1720     28m3/min

        

卓上フード

 実験台の上に設置が可能なフードです。

使用者を危険なガスから保護します。また四面ガラス貼りとなっていますので、視野が広く観察がしやすくなっております。また、フード内を流れる気流はお客様に合わせて設定することが出来ます。

共通仕様

■本体材質:アルミニューム製: SUS304製
■前面扉:安全強化ガラス 5mm厚 引き違い戸

■コンセント:AC100V 15A アース付 2連

■排気ファン:別途

■計装盤:別途

■重 量:1800/約150Kg 2400/約180Kg  3000/約250Kg

 

卓上フード.jpg

TTF-A-1800        1800x1500x1400    25m3/min    250φ

TTF-A-2400        2400x1500x1400    32m3/min    200φ×2

TTF-A-3000        3000x1500x1400    40m3/min    250φ×2

上記のようなドラフトチャンバー(ヒュームフード)やクリーンベンチに対して別途スクラバー装置が設置可能です。

 

 排気分を補う空調した給気システムは以下のようなシステムにてドラフトチャンバー(ヒュームフード)・スクラバー装置と連動して作動することにより各機器の特性を補完しながら研究室の室内環境を快適に且つ、安全に保ちます。

 

当社研究開発用排気システム概略図


 

 
33356.jpeg

尚、当社は上記システムの設置以外にも

「ドラフトチャンバー(ヒュームフード)を入れたが、室内の空調が効かない」

「ドラフトチャンバー(ヒュームフード)の吸い込みが悪い。又は吸い込まない」

「スクラバー装置の動きが悪い。又はにおいがする」

等々

お客様の研究室の空調・換気に関するトラブルにも対応いたします。

一度ご相談ください。

質問・お問い合わせは 。。。。

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Date 2009年7月22日 category 生産現場の困りごと解決